十八番の噺 落語家が愛でる噺の話

十八番の噺 落語家が愛でる噺の話
著者 春風亭昇太
桃月庵白酒
柳家喬太郎
立川生志
林家正蔵
三笑亭夢丸
立川こはる
春風亭昇々
瀧川鯉八
柳亭小痴楽
柳家わさびほ
発売日 2017年09月25日
ページ数 248ページ
内容紹介
当世落語界を突っ走る人気真打5人と、期待の若手真打・二ツ目6人が魅せられた“噺”の奥に見えるものとは。落語家にとっての「十八番の噺」とは何か。自身が持つネタの中でも、特に思い入れがあったり、ウケが良かったり、など捉え方は様々。
本書では、11人の落語家がそれぞれ噺をあげ、独自の解釈や演じる上で心がけていることなどをつまびらかに明かしています。古典の場合、噺は伝承されてきたものですが、教わった師匠から何を受けとり、自身のものにしていくか。また、伝来の過程や、選んだ噺のどの場面に力を入れているか、セリフの言い回しなどについても踏み込んでいきます。本人の言葉で語られる落語家としての個性、魅力、芸への姿勢…などなど。噺をさらに深く捉え、落語を聴くときの手引きとなる、新たな魅力が見つかる一冊です! ■第1章:師匠の十八番は、何ですか?
  • 春風亭昇太 ― 千の海を旅して『ストレスの海』『権助魚』
  • 桃月庵白酒 ― 平和がいちばん『松曳き』『火焔太鼓』『幾代餅』
  • 柳家喬太郎 ― 将来、残るかな『ハワイの雪』『按摩の炬燵』
  • 立川生志 ― 磨きに磨いて『お見立て』『紺屋高尾』『柳田格之進』
  • 林家正蔵 ― お客様が決めるもの『しじみ売り』
■第2章:未来の十八番!?
  • 三笑亭夢丸 ― いつか、堂々と『あたま山』
  • 立川こはる ― 進化が楽しい『金明竹』
  • 春風亭昇々 ― 信念を固めた噺『雑俳』
  • 瀧川鯉八 ― 新作落語の子『科学の子』
  • 柳亭小痴楽 ― 空気感がたまらなく好き!『一目上がり』
  • 柳家わさび ― DNAを手に入れたくて『桃太郎』『佐々木政談』
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