志らくの言いたい放題 文庫

志らくの言いたい放題
著者 立川志らく
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発売日 2017年12月28日
ページ数 284ページ
内容紹介
「傑出した文化は鎖国から生まれる」。
一時の立川流はまちがいなく鎖国社会だった。
そのうえ、落語というのは、面白さがわからない人にはわからない。
いくら説明してもわからないという「閉鎖的」な芸能だ。落語立川流は、そうした閉鎖性の強い落語+長いあいだ鎖国状態でもあった。
寄席で修業できなかろうが、昔の落語ファンから罵声をあびようが、「談志の価値観がすべて」「この生き方が正しい」そう信じて修業を重ねてきたアウトロー集団。自分たちの文化こそ最高と考えていた鎖国状態で修業を積み重ねてきた。
その修業の結果がいまあらわれはじめている。いまでは、落語界を牽引する志の輔、談春、志らく、談笑《立川流四天王》を育てた「談志イズム」「談志イズム」とはなにか、談志原理主義の著者が本書で語り尽くす。
『立川流鎖国論』を改題。
目次
  • 序章 「立川流」とはなんなのか
  • 第1章 継承される「談志イズム」
  • 第2章 談志への愛、演劇への愛
  • 第3章 立川談春伝説
  • 第4章 個性なのか、ぶざまなのか
  • 第5章 立川志らく伝説
  • 第6章 談志の価値観、一門の了見
  • 第7章 立川談志伝説の真相
  • 終 章 立川流はどこへ行くのか
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