現代落語論

現代落語論
著者 立川談志
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発売日 1965年12月10日
ページ数 280ページ
内容紹介
落語家・立川談志師匠が1965年に初めて書き下ろした作品にして、最高傑作のロングセラー! 目次■その一 落語の観方聞き方
  • 噺のおもしろさ 落語の落げ「地口落ち」「考え落ち」「見立落ち」「幽霊落げ」
  • 落げの演出法
  • 噺のスター
  • 笑い三態とギャグ
  • ケチはケチなりに、泥棒は泥棒なりに
  • 間抜けの楽しさ
  • 寄席のエリート
  • 講談と落語
  • 落語のルール
  • 郷愁と夢
  • 素朴・正義感・四季
  • 艶笑落語
  • 艶物復活
  • 女性は艶物がお好き
  • 艶物の演出法
  • 廓噺について
  • 色物について
  • 音曲について
■その二 真打になるということ
  • 浅草松竹演芸場
  • 映画『大平原』に感激
  • 多摩川園劇場
  • 少年講談
  • 寄席通い
  • はじめて志ん生を聞く
  • 三遊亭歌笑の死
  • 落語は非行化を救う
  • みっともないから、ヤメテクレ
  • 真山恵介さんとの出会い
  • 小さん師匠の家
  • 小よし誕生
  • ふしきな世界
  • 前座・二つ目・真打
  • 前座の修業
  • ワリの話
  • 楽屋帳の話
  • 落語の題名について
  • 出番のやりくり
  • 予備出演ということ
  • 師匠を真似ること
  • バケた林家三平
  • イジられる話
  • 楽屋で博打はご法度
  • 鯛焼に泣く
  • 怒鳴られる奴ほどものになる
  • 初高座
  • 無言のルール
  • 噺のケイコ場
  • 月謝なしに噺を教わる
  • 十八歳で二つ目になる
  • 自分の落語をつくりだす
  • 湯浅喜久治とのこと
  • 古典落語のセンスとトピック
  • 妙な現代化はやめよう
  • 若手落語会
  • 春風亭橋之助のこと
  • 若手落語会の崩壊
  • 若手試演会のこと
  • 東宝若手勉強会をクビになる
  • 落語錬成会のこと
  • ウエストサイド物語に感動
  • アスティアにサインをもらう
  • タップダンスに熱をあげる
  • 噺家とモダンジャズ
  • 噺家芝居
  • 大阪へ出演
  • 石井均と松竹文化演芸場
  • 梅田の花月
  • 西条凡児の漫談
  • 真打の声がかかる
  • 五代目立川談志の誕生
  • オレは真打だ
■その三 昔の噺家・今の寄席
  • 柳亭左楽・桂文治・三遊亭円歌のこと
  • 謳いあげる春風亭柳好
  • 落語ライブラリーの計画
  • ツバナレと入れかけ
  • 三河島まつみ亭
  • 千住の栗友亭・神田の立花亭
  • 木馬館と麻布十番クラブ
  • 川崎演芸場のことなど
  • 噺家に受けない麻雀
  • はじめての独演会
  • 村田英雄さんの浪曲
  • 「二人のシャンソン歌手と一人の落語家」
  • 「女は風船そよ風まかせ」
  • 楽しい夜のショー
  • 安上り勉強法/寄席ブームと「談志ひとり会」
■その四 観客・芸・人気ないしは笑について
  • 労音という名のお客
  • アートシアターという寄席
  • 噺家の演出と創造
  • 古今亭志ん生の芸について
  • 愛される芸人とは
  • 人柄と芸のきびしさ
  • 落語の超越した笑い
  • 落語の笑いとギャグ
  • 古典落語は泣いている
  • スパゲッティの伴奏
  • 客席のエチケット
  • 笑わせない工夫
  • いい笑いを教える
  • 落語はどうなるか
■その五 わたしの落語論
  • 新作落語は落語ではない
  • 上方落語と大阪の寄席
  • テレビ落語
  • 落語家が売れるということーマスコミと落語
  • 落語一筋は昔のこと
  • わたしたちの前にはマスコミがある
  • 二足の草鞋ははける
  • 落語は果して大衆的か
  • 芸の保護と大衆化
  • 器用でないと生きられない
  • 貧乏は芸を滅ぼす
  • 無料でも客は客
  • 現代の落語家
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