春風亭一之輔 落語のたくり帖

春風亭一之輔 落語のたくり帖
著者 春風亭一之輔
濱田元子
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発売日 2015年05月22日
ページ数 176ページ
内容紹介
本書は、春風亭一之輔さんと落語の舞台を「のたくった」覚え書きみたいなものです。
一之輔さんと一緒に落語の舞台を散歩している気分が春夏秋冬ごとに味わえる1冊になっています。
江戸も明治も遠くなりましたが、実は東京の街を歩いてみると、落語の江戸をしのぶよすがは、そこここに残っています。
日本橋や上野、浅草といったおなじみのスポットも、落語を重ねてみると、堆積した地層の深いところから、これまで気づかなかった表情が顔を出します。
お手軽なタイムスリップ、と言えるかもしれません。
読後には、江戸っ子の心意気があなたをやさしく癒してくれるでしょう。目次■第一章 春の落語をのたくる
  • 花見の仇討」東京・上野
  • 一之輔のひとりごと 人前でパンツだって脱げます
  • 「百川」東京・日本橋
  • 一之輔のひとりごと 噺家は「なりたい」って思ったら
  • 「茶の湯」東京・根岸
  • 一之輔のひとりごと もう全部忘れちゃった(笑)
  • 「居残り佐平次」東京・品川
  • 一之輔のひとりごと 僕のヒーロー
  • 「阿武松」東京・板橋
  • 一之輔のひとりごと しん平師匠に言われました
  • コラム:噺に出てくるちょっと気になるセリフ<松編>
■第二章 夏の落語をのたくる
  • 「唐茄子屋政談」東京・浅草
  • 一之輔のひとりごと 子供に見せるって、大事
  • 「真景累ヶ淵~豊志賀の死」東京・根津、千駄木
  • 一之輔のひとりごと 女の人と飲んでいるより
  • 「船徳」東京・江東区
  • 一之輔のひとりごと 動けば何でもいいじゃん
  • 「佃祭」東京・佃島
  • 一之輔のひとりごと あんまり神様に期待してないです
  • 「お菊の皿」東京・番町
  • 一之輔のひとりごと 人気って“水もの”
  • コラム:噺に出てくるちょっと気になるセリフ<竹編>
■第三章 秋の落語をのたくる
  • 「三方一両損」東京・神田
  • 一之輔のひとりごと ま、本当に江戸っ子じゃないから
  • 「野ざらし」東京・向島
  • 一之輔のひとりごと どこに行っても絶対ウケるネタ?
  • 「目黒のさんま」東京・目黒
  • 一之輔のひとりごと 欲望を満たす背徳の味
  • 「井戸の茶わん」東京・白銀、高輪
  • 一之輔のひとりごと 「ウソをつくな」って言われました
  • 「粗忽長屋」東京・浅草
  • 一之輔のひとりごと 遠くからは分かんないでしょ?
  • コラム:噺に出てくるちょっと気になるセリフ<梅編>
■第四章 冬の落語をのたくる
  • 「四段目」東京・泉岳寺
  • 一之輔のひとりごと 落語では、いつも自分が主役
  • 「明烏」東京・三ノ輪
  • 一之輔のひとりごと 会えない距離感がいい
  • 「宿屋の富」東京・馬喰町
  • 一之輔のひとりごと 金を使うことがめんどくさい
  • 「文七元結」東京・墨田区
  • 一之輔のひとりごと 「身になることをやっちゃダメ」
  • 「質屋庫」東京・本郷
  • 一之輔のひとりごと 怒られるのもダメ!
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